ワークロードとは何か?
ワークロード (Workload) とは、一般的にシステムやクラウド環境で実行されるアプリケーションやタスクの集合を指します。特にクラウドコンピューティングの分野では、ワークロードは特定の処理を実行するための計算リソースの負荷や処理の流れを意味します。ワークロードには以下のようなものが含まれます:
- データ処理ワークロード(例: ビッグデータ分析)
- ウェブアプリケーションワークロード(例: ECサイトのバックエンド処理)
- AI/MLワークロード(例: 画像認識モデルの推論)
なぜ「AzureでAIワークロード」と呼ばれるのか?
AzureのAIワークロードとは、Azureクラウド環境でAI関連の処理を実行するための計算負荷を指します。Azureでは、AIを活用するために必要な以下のような処理をワークロードとして分類しています:
-
- Azure OpenAI ServiceやCognitive Servicesのテキスト分析APIを活用して、文章の感情分析や要約を行う。
コンピュータービジョン
- AzureのComputer Vision APIを使用して、画像の解析やOCR(光学文字認識)を行う。
音声認識・合成
- Azure Speech Servicesを使って音声のテキスト変換(STT)やテキストの音声変換(TTS)を実行する。
ボットと自動化
このように、AzureではAI関連の処理をクラウド上でスケーラブルに実行するため、それらの負荷を「AIワークロード」として定義しています。
Azure AIサービスにServerlessの思想は含まれているか?
はい、AzureのAIサービスにはServerless(サーバーレス)の思想が含まれています。
Serverlessとは?
Serverless(サーバーレス)とは、開発者がサーバーの管理を意識せずにコードを実行できるクラウドのアーキテクチャのことを指します。Azureでは、インフラの管理をMicrosoftが担当し、必要な時に自動的にスケールし、使った分だけ課金されるモデルが採用されています。
Azure AIサービスとServerlessの関係
Azure AIサービスの多くはServerlessの概念を採用しており、開発者はAIのモデルを活用するためにサーバーやGPUの管理を行う必要がありません。 例えば、以下のようなAzure AIサービスはServerless的な特徴を持っています:
Azure Cognitive Services
Azure OpenAI Service
- OpenAIのGPTモデルをAPIで呼び出すだけで利用可能。
- モデルのデプロイや管理をしなくてもスケールする。
Azure Bot Service
- サーバーの管理なしで、チャットボットを開発・デプロイ可能。
- Azure FunctionsなどのServerless基盤と統合可能。
Azure Machine Learning (Managed Online Endpoint)
- 機械学習モデルのデプロイ時に、自動でスケールするサーバーレスエンドポイントを提供。
- インフラ管理不要で、負荷に応じてスケール。